感染予防対策どんな対応しましたか？

あなたは新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されてから、会社でどのような対応をしましたか？
健康経営を実施していく上で、企業の感染症対策を後押しすることが考え方の一つとしてあります。

感染予防対策として、消毒液の設置・体温計の設置・時間差出勤・公共交通機関以外の移動・テレワークの導入等さまざまな取り組みをされたのではないかと思います。

多くの中小企業では急いで情報収集をおこない、さまざまな感染予防対策を講じられたものかと思いますが、突然の対応を迫られ、非常に困惑されたのではないでしょうか？

その反面、上場しているような大企業や大工場を持つような会社は、新型インフルエンザ等対策は、事前に作成した事業継続計画（Business Continuity Plan：BCP）という形で整理されており、マニュアルに沿って実施されました。

いつ起こるかわからないパンデミックに対し、上場企業や大工場を持つような会社は、事業継続計画（BCP）通りに実施できますが、作成していない中小企業はどうでしょうか？

「行き当たりばったり」の対応とならないよう、あらかじめ「情報収集体制」と「対応ルール（プロセス）」を構築のうえ、関係者に周知しておくことが必要です。

そのために、事業継続計画（BCP）を作成する必要があり、具体的に検討するには、「やるべきこと」を整理し、「誰が」「何を」「どのようなタイミングで」実施していくか、明確にして計画書に落とし込んでおくことが不可欠です。